アールツールズ

キュリアス展がすごかったという感想記録
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コスモテックさんのXのポストで、通称キュリアス展なるものが平和紙業さんのショールームで行われると知り、初日に行ってきました。
特殊装丁好きにはたまらない展示でしたので勝手におすすめする感想記録です。

展示会詳細

CURIOUS Exhibition "WAVING FLAG"
https://www.heiwapaper.co.jp/shop/2024/09/curious-exhibition-waving-flag.html
会期:2024年10月11日(金) ― 11月29日(金)
   9:00 ~ 17:00[土日祝休館] 入場無料   

会場:平和紙業株式会社ペーパーボイス東京
   東京都中央区新川1-22-11
   TEL 03-3206-8541

キュリアスといえば(私の中では)同人誌の表紙や口絵でよく使われるキラキラした紙です。
キュリアスIRホワイト等を製造していた海外の会社が廃業してしまい、近年ではキュリアスが各印刷所で続々と取り扱い中止・在庫限り限定となっていました。
しかし、別の会社で代替品の開発がされたのです!
今回のキュリアス展ではキュリアスIRホワイトとほぼ同じような紙もありましたので、いつかは各同人誌印刷所さんでキュリアスの取り扱いが復活するのではないでしょうか。

キュリアス展はコスモテックさんが同人作家さんもぜひというポストをされていたため行ってみました。

展示内容と感想


語り始めると長くなるため、なるべく簡潔に記載します。
撮影OKでしたが公式の方でも写真がポストされていますので引用して記載します。

①キュリアス メタルN
同人誌の表紙によく使われていたキュリアスIRに似てる、キラキラor偏光系の紙
キラキラ度は上質紙が0、ミランダが100だとすると70くらい(個人の感想です)
偏光系はメタルの名の通りの金属的な輝きがあります。
「スーパーゴールド」はプリントオンやおたクラブ等で取り扱いがあるジパングに似てるかも?色味は異なります。

遠くから見るだけではキラキラや偏光が感じられませんが、手元でいろんな角度から眺めるととっても綺麗!上品な輝きです。ミランダは可愛すぎるな~と思う人におすすめ。
「キュリアスメタルNホワイト」という色の種類も展示されていましたが、キュリアスIRホワイトとほぼ同じな種類は「キュリアスメタルNクールホワイト」かなと思います。クールホワイトは少し黄味があり、ホワイトは青味がある白色でした。

展示されていた作品はスミ+金インク2色刷りのみで結構迫力がありました。フルカラーよりモノクロ系の方が合いそう。


なお、今回の展示で①以外のキュリアスにはキラキラ感はありません。
キュリアスは「不思議な」というような意味合いが本来あるようで、手触りや質感が特徴的な種類が多いそうです。

②キュリアス スキンN
マットな紙で、触ると控えめなしっとり感があります。ベルベットPPの半分以下くらい(個人的な感想です)
ツルツルな箔部分との質感の違いが楽しめます。
会場に展示されていた「ダークブルー」「レッド」は発色がすごく良くて印刷では出せない鮮やかさでした。
表面に紙の凹凸が無いかつマットな質感なので、ファンタスや色上質等これまでの色付きの紙とも違って面白いです。

③キュリアス マターN
触るとびっくり、紙の表面に細かな粒がついているような質感の紙です。実際に粉がついたのかと思って指を確認するほどでした。
しまや出版さんの「ねこじたマットPP」にちょっと似ていますが質感がちょっと違う気がします。
こちらも「アディロンブルー」「デジレッド」の青系・赤系が展示されていましたが、特に「デジレッド」はとても鮮やか!
キュリアス スキンNとは異なる色味になっています。
キュリアス スキンN、キュリアス マターN共に表裏両面に色がついていますので、もし表紙に使われたら表2-3にも綺麗な色が見えます。絶対かっこいい!


④キュリアス TL-N
トレーシングペーパーです。こちらは質感を確認し忘れてしまったのですが、トレーシングペーパー系ならではの可愛い半透明感がある封筒が展示されていました。
フルカラー印刷もできて、薄いタイプも厚いタイプもあり、今後印刷所でグッズや表紙の紙として利用されないかな~と楽しみになります。




どの紙も箔押しとの輝きや質感とも合っていて幻想的でした。
同人誌印刷所で取り扱いの無い紙を平和紙業さんに取り寄せてもらうというかたも多いかと思いますので、新しいキュリアスで表紙を作った作家さんいらっしゃったらぜひ見せてください…!見たい~~!

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