アンソロジー主催者アンケート 2024年10月版
アンケート概要
【お願い】
アンケート結果のスクリーンショットを撮るなどしてSNSやブログ等に掲載する場合は、URLを添えて引用であることを明記していただければご自由にしていただいて大丈夫です。
- 回答対象
- 【2023年4月~現在(2024年10月)まで】にアンソロジーを発行したの間に紙媒体のアンソロジーを発行された主催者
期間内であれば複数のアンソロジーの回答をまとめて記入もOK
発行時期と利用印刷所のみ必須入力。他は未回答可能。 (そのため回答数と合計値に差がある項目有り) - 集計期間
- 2024年9月14日~2024年10月6日
- 有効回答数
- 47件
2件対象期間外発行だったため集計対象外にしました。
アンケート実施理由
「開発参考にするため」と記載しておりましたが、各質問項目の意図と絡めて記載します。
- SKIMAやココナラなどで表紙や事務ページ等の原稿制作サービスが増えている中、〆切的に難しい・頼むことに抵抗があるといった事情がある人が気軽に利用できるツールを開発したい
- 主催経験者のかたがアンソロ制作で悩んでいることを知りたい
- ツール開発でどの印刷所を基準にするか決めるため、近年アンソロ印刷でよく利用されている印刷所が知りたかった
- 特に印刷所はコロナ禍以降、値上がりや仕様変更が相次いでいるため最新情報を反映したく対象期間を1年半以内にした
設問内容
- 発行時期
- 対象期間【2023年4月~現在(2024年10月)まで】の発行か確認の設問。
2件、1年以上対象期間から外れていたため無効回答とさせていただきました。 - 利用印刷所
- 開発の目安にする印刷所選びの参考
- 執筆者の人数(主催を含む)
- 企画規模の参考
- 対象年齢
- アンソロジーの内容の参考
- アンソロの内容
- アンソロジーの内容の参考
- 利用した有料オプションや特殊装丁
- 入稿やお品書き等掲載時にデータ制作が必要な特殊装丁の需要確認。また、個人的に知りたかったため。
- 参加者の募集形式
- アンソロジーの内容の参考。また、原稿提出状況との関係性の参考情報
- 主催者以外の原稿の提出状況
- 〆切アナウンス系ツールの需要確認
- 人に頼めるなら頼みたいと思った作業
- 開発需要の参考
- アンソロジーを発行して良かったこと
- 開発需要とアンソロジー企画運営方法の参考
- 失敗したことや反省したこと
- 開発需要とアンソロジー企画運営方法の参考
- 次回のアンケートで聞いてほしいこと
- 次回アンケート実施の際の設問の参考
アンケート集計結果
利用印刷所
- 利用数2件
- 栄光、ホープツーワン、くりえい社、しまや出版、コミックモール
- 利用数1件
- 日光企画、金沢印刷、サンライズ、スズトウシャドウ印刷、オレンジ工房、丸正インキ、関西美術印刷、トム出版、ちょ古っ都製本、PICO、booknext、カバーと本体を別印刷所に発注(おたクラブ&ブロス)
執筆者の人数(主催を含む)
対象年齢
利用した有料オプションや特殊装丁
特殊なPP:クリアとマット以外のPP(ベルベットやホログラムなど)
- 利用数5件
- 本文色刷り、表紙フルカラー+蛍光色
- 利用数4件
- 表紙多色刷り
- 利用数2件
- 小口染め、ブックケース、袋綴じ、表紙2-3印刷、表紙小口側のカッティング加工(レース加工・パターンカット、角レース等)
- 利用数1件
- スピン紐、本文一部3色刷り、カラーキャンディーコート、扉ページ追加(多色刷り)、本文の一部をフルカラー印刷、角丸加工、口絵用紙を特殊紙に変更、変形裁断、白印刷、特殊紙遊び紙
アンソロの内容
参加者の募集形式
主催者以外の原稿の提出状況
参考記録:「主催から声をかけた人のみ」の提出状況
参考記録:「完全公募制」「公募+主催から声をかけた人」の提出状況
人に頼めるなら頼みたいと思った作業
※実際に回答のアンソロ制作時に外注した作業も含まれています。
誰かに全部任せたいというより、ダブルチェックを頼みたい、相談したい、漫画と小説で分担したいといった回答も多かったです。
- 回答数34件
- 誤字脱字チェック
- 回答数32件
- 表紙デザインや表紙イラスト
- 回答数28件
- データ不備チェック
- 回答数12件
- 目次ページ、お品書き作成
- 回答数10件
- コメントカットページ、奥付など事務ページ全般、ノンブル入れ
- 回答数5件
- 執筆者との連絡(〆切の催促、進捗確認等)
- 回答数3件
- 宣伝関連(SNS運用、告知サイト制作や更新等)
- 回答数2件
- 原稿レイアウトの統一基準決め(小説の余白サイズなど)
- 回答数1件
- ノベルティデザイン、掲載順の決定、奥付の転載禁止等の注意書きの英訳
アンソロジーを発行して良かったこと
- 結果まとめ感想
- 似た文言の場合は下記結果で省略させていただきましたが「推しカプの作品を沢山読めたことが嬉しい」という趣旨の回答が30件以上ありました。
未回答を除くと9割近くの回答でポジティブなことが書かれていました。
推しカプ・推しキャラを描いてもらえる!系
- 自分が読みたかったシチュエーションで作品をご寄稿いただけた
- マイナーCPだったので普段かかない方にも寄稿してもらえた
- 大好きな方に自分の好きなテーマで作品を書いていただけることが1番良い点です
- 自分が読みたかったテーマのお話を自分以外に複数作読めたこと
- 自分の推しカプが物理で沢山読めた
- ずっと欲しかった本を作ることができた
- 推しカプのアンソロが初めて出ること
- 推しを強制的に描いてもらえるのはいいと思う
- 普段書いてない方にもアンソロだということで頼む口実ができる
- 推しカプの厚めの同人誌が生まれた
- どこを開いても自分好みの話である
- 自分が読みたい作家さんに頼んで読みたい物が読めたこと
- 書いて欲しい人に書いていただけた最高の一冊が出来たこと
- ジャンル移動した人に久しぶりに新作を書いてもらえた
- 小説アンソロジーだったのでカプ小説が増えた。普段小説を買わない人に手にとってもらえた
- 自分が読みたいテーマの短編を募ることができた
- 主催の特権で一番初めに作品を見られる
- 「界隈に熱狂的な愛好家はいるが、アンソロ発行までは至っていなかった」特殊性癖をアンソロ化できた
- 「この人のABが見たい!」を叶えられたこと、紙の本として質量を持たせてあげられたことは主催として、またそのCPを愛好するひとりのファンとして大変喜ばしい経験だったと考えます
- 皆様の愛の結晶を形として起こすことができて楽しかった
- たくさんの方々の「好き」を形にできたことです
執筆者や読者との交流など
- 参加者さんが全員協力的でなごやかに進行できてよかったです
- 同じ推しについて語りながらお話を作って、見せ合いっこをして、あの人のここが好き!とかこの人のこの表現素敵!とか互いに褒め合いながら和気藹々と制作していたことがとても楽しかった
- 全員締切も守ってくださり、最高の作品を寄稿していただけた
- 自分が信用・信頼できる方々だけが執筆者として集まったアンソロになり、編集作業もノーストレス、人間関係の確執もなく、何度読み返しても本当にすばらしいアンソロに仕上がった
- ぼくがかんがえた最強の布陣によるアンソロ作るのは楽しい
- 海外の方にまで欲しいと言われた
- 表紙を好きなイラストレーターさんに依頼できて嬉しい
- (複数回主催経験ある方からの回答)アンソロ主催前は仲間の存在が見えづらかったものの、最近ではだいぶわかりやすくなってきました
- 新規書き手/描き手を発掘できる
- 普段アンソロジーに参加しない人やオフ活動したことの無い方にも参加いただけた
- アンソロ発行を多くの人から「待ってました!」と感謝された
- 勇気を出してお誘いして素晴らしい作品を寄稿していただいた
- 公募でなければ知らなかった素敵な方の作品を拝見できた
- (登場から二十年以上のカップリングの方からの回答)読み手の中にも純粋に思い出してくれる人が増えること、相乗効果もあって新たな作品や読者が増えること、低浮上だった方々が浮上するようになったこと
- 参加者の方からあなたが主催のアンソロでよかった、中身も装丁も最高だったと褒められた
- 「自分で個人誌を出すよりもハードルが低いのでこの機会にいかがですか?」としつこいくらいにアナウンスしていたことにより、当初想定していた7-8人程度の規模を大きく上回る執筆者が集まったことはとても嬉しく感じました
その他
- 個人誌よりも沢山の人に手にとっていただけた
- 個人誌の既刊も手に取っていただけた
- 制作と編集の都合上、字書きながら初めてCLIP STUDIOを導入した。試行錯誤しながらも使えるようになり、できることが大幅に増えた。世界が広がった
- 執筆者様が主催する別アンソロの装丁に影響を与えた
- 原作の周年に合わせて発行できた
- 個人誌では作れないようなノベルティが作れた
- 告知はリポストしてもらえると本当に助かる、主催者には感想は届きにくい、などアンソロジー主催者の気持ちがわかるようになった
- ユーザーに「このカップリングが存在する」ということを知ってもらえた(と思う)こと
- 形として参加者の思いが残るのが嬉しかった
- 色んな人のイラストを見れたこと!その他諸々が勉強になりました
- 正直実感が湧かないのですが、斜陽のジャンル・カプなので、生きた証(?)を残せたのはよかったな~と思います
- 実際アンソロを主催することによって主催者様の偉大さを改めて感じることができた
失敗したことや反省したこと
- 結果まとめ感想
- こちらは個人が特定されると問題がある内容もあるため、文言を一部削除したり要約するなどした上で記載させていただいております。
「アンソロジーを発行して良かったこと」より回答数は10件ほど少なかったです。頂いた回答の3割が執筆者とのトラブル、5割は主催者のミスや反省、残りはその他という具合でした。
予想外のことが起きて困ったかたもいらっしゃると同時に、「公募開始時点で条件をもう少し厳しくしておけば良かった」「後出しされないように明記するべきだった」と、配慮が裏目に出てしまったことを後悔されているかたもいらっしゃいました。
公募系
- 公募制にしたため、どのような作品が寄稿されるかの見当がつきにくかった
- 公募で参加した人が一度もアンソロテーマのカプを描いていない人で不安だった
- カプの話をほとんどしておらず、企画に参加したいだけのような人がいて温度差を感じてしまった
- 想定より漫画や小説での参加者が少なく、イラスト作品が多くなった
- カラー口絵の参加枚数制限をしなかったため印刷費が高くなった
- 企画したがそのコンセプトで描ける人が少なくギリギリの形となった
- 公募にすると〆切を破ったり音信不通になる人が発生すると感じた
執筆者との連絡や説明
- 執筆陣との個別の連絡の管理が予想以上に大変だった
- 原稿未経験の人への説明が大変だった
- 原稿サイズを普段px単位で設定している人への説明が難しかった
- 小説のレギュレーションがどうしても伝わらない(行頭下げ、句読点の使い方など)
- 英語圏の人から英語で申し込みがありコミュニケーションが大変だった
- アンソロの完成本を送ろうとしたら匿名発送にできないか直前に相談されてしまった
- 十分な説明を用意したが、読んでも内容を忘れられていることが多く、そのことを念頭において運営するべきだった。
- 注意事項の文字が多いと見落とす人が多いと思った。漫画向けと小説向けで分けて案内した方が良かったかもしれない
- 感情を出してしまった
- アンソロ発行前に参加者同士の中でブロックした云々での揉め事があり巻き添えにされてしまった
- 自分は小説書きのため、漫画のことがよく分かっていなかった。細かいサイズの間違いやモアレ、R18原稿の修正の甘さ等は気付けなかった(執筆者は皆同人誌を出している人たちだったので、マンガ原稿を作るのに慣れているから大丈夫だと思いこんでいた)
〆切系
- 〆切日に提出がなかった参加者に連絡を取ろうとしたらアカウントが削除されていて心配した。こまめに生存確認、進捗確認すればよかったと思った。
- 催促しないと返信してくれない人や期限日まで返信してくれない人がいた
- 〆切をもう少し余裕を持たせて伝えた方がよかった
- アンソロの入稿日もあらかじめ伝えていたためか、〆切が過ぎても入稿日までまだ日があるからと作業し続ける参加者がいた。入稿日は伝えないほうが良かったかもしれない。
- ノリで参加したと思われる執筆者が、途中で熱が冷めてしまったのか音信不通気味で原稿の提出が遅れていた
- 〆切を過ぎる参加者がいることを前提にした〆切日にした方が良いと思った
- 〆切日に提出された方の確認点が多く捌ききれなかった。原稿経験がない方用の一次締切を設定するなどしても良かったかもしれません
主催者側制作や編集系
- データ不備チェックを一人で行った際、幸いミスはありませんでしたが、ここばかりは自分を信じきれなくなりました。予め誰に協力を頼んでダブルチェックにすべきだったと思いました
- データのチェックをもっと間違いなくやらないといけないと反省した
- 自分は編集作業が出来ないために協力してくれた人にほぼ任せてしまい、二重チェックが甘く、ページが重複したり抜けたりしていました
- 参加表明〆切前に原稿を提出してくれる人がいることを想定しておらず、そのあとに原稿仕様変更が入り申し訳なかった
- 小説原稿のレイアウトに初めて使うソフトを利用したところ、意図しない改ページが入ってしまっていたことに入稿完了後に気付いた
- 参加者の方の名前を誤字ってしまいました。自分で打ち込むのではなくて参加してもらう際にフォームに入力してもらってたので入力の際は全部そちらからのコピペが安全かなって思いました。
- 小説担当者一覧に漫画担当者の名前を入れてしまった
- 漫画と小説が両方あるアンソロの際、クリスタで編集したが、小説が細い文字だと印刷時にかなり薄くなってしまったこと
- グレースケール入稿と本文色刷りによって、予想より濃度が薄く出力されてしまったページがあった。
- ノンブルが参加者様の絵にかかった状態になっていた
- 「色のついた紙にしたい」「色刷りにしたい」は執筆者様の作品の印象を変えてしまうので、やってみたいと思いつつも没になった。事前にアンソロ告知サイトに注意書きをするべきだった。そのため、装丁のアイディアの幅がやや狭くなった。
- 漫画の左右を逆に設定してしまった
- 小説の傍点の形などレイアウトやデザインをもう少し見やすくできたかもと思った
- 他の参加者様と内容がかぶらないように、全員の作品傾向をある程度把握してから書き始めました。そのため、最後の最後まで自分の原稿の校正などを行う羽目になりました。
- ブックケースと本体を別の印刷所にしたため、背幅がぴったりではなかった
- 各執筆者に分担して依頼するテーマが被ってしまっていた
- 最初のうちにグーグルフォームからの通知が来るように設定をしそびれていたことです 執筆者様からの連絡を一週間気付かないという事態が発生しました
- SNSでの発信が難しく、過去のアンソロ企画を参考にしていたものの、思った以上に頒布当日知る方がいたので、もう少しマーケティングの知識が欲しいなと思った
- 結局モアレがよくわからず入稿した
- 寄稿いただいた小説原稿に挿絵を添えて発行しましたが、挿絵は主催一人で描くと大きな負担になったので次回以降は描けるよ!という方にお願いできればと考えています。
- 宣伝の声が小さかったこと
その他
- 部数が想定より出ず在庫を抱えてしまいました
- 以前までTwitterのアナリティクス等を部数の参考にしていたが、アルゴリズム変更等の影響で全く読めなくなってしまった
- もう少し装丁凝りたかったなと思いました。単独主催だったこともあり金額が予算オーバーしてしまったので「あの時無限に湧いてくる財力があれば……」という気持ちです。
- ノベルティを同封したつもりで発送した献本に同封できておらず、急遽二度目の発送をした
- 告知用の個別のアカウントは作らなかったけれど、管理できるならやっぱりあった方がよかったかも…と少し思いました
- 記載していた印刷所や印刷仕様の情報から費用を推測されたため非公開にした方がいいと思った
- データシェアの方法の調査不足で、全員が使える環境を整えるのに少し躓いた。
- マシュマロを設置したところ過激な意見が送られてきた
- イベント当日、執筆者が自分のスペースに来なかった
- 主催が複数だったため認識のずれや報連相不足が発生した
- デザインを依頼した外注先の人が過去に炎上したことがある人だと依頼後に知り納品まで不安だった(納品はされた)
次回のアンケートで聞いてほしいこと
- 結果まとめ感想
-
こちら様々なご回答ありがとうございます。種類問わず「工夫した点を知りたい」とのお声が多かったです。
今回のアンケートと同じ質問はしばらくできないと思っているため、次回は発行時期問わずアンソロ主催経験者の方々の工夫点を中心に伺い、今後のアンソロ主催者の参考になるようなアンケートにできたらいいなと思います。
※ジャンルが限定される内容、ネガティブな質問は勝手ながら今回の結果には未掲載とさせていただきました。
ご意見(質問以外)
- クローズドでアンソロ主催経験ある人だけでトラブルや〆切を破る人などの対策を話し合う機会が欲しいです
- アンソロジー企画の振り返りや編集後記のようなものを出されていたらぜひそのリンクを送ってほしいと思いました。
- 是非アンソロ主催特集として同人誌にされることも是非ご検討ください(ほしいし需要めちゃくちゃあると思います)
クローズドで話し合う機会は私が主催することが難しいので、ぜひどなたか開いてほしいです!
noteやはてなブログなどの編集後記は「先人のレポ等を読んで企画を進めた」という回答も数件あったので、(一旦自薦限定で)リプライで募るかリンク集作りたいです!
アンソロ主催特集の同人誌は、ツールをもっと開発して自サイトだけである程度作れるようになったらアンソロ作りかた本も作ってみたいと考えていたのでアンケートのまとめも検討します!
聞きたいこと
- 工夫されて成功されたポイント
- 「主催をする際に気を付けたこと、気を付けてよかったこと」を伺いたいです。
- 宣伝の工夫(チラシ、SNSなどで行ったこと)
- 募集から〆切までの期間や不慣れな方のサポート方法、ちょっとした小技など聞いてみたいです
- 設営・ディスプレイで用意したもの・工夫など
- 主催者の情報収集の工夫(読み手の反響確認など)
- アンソロは感想もらいにくい傾向があるのかもしれませんが、どうやったら感想ってもらえるんでしょうね……。奥付けにQRコード載せてても反響ゼロでちょっと悲しかったです
- 実際にあった不備・主催が行った指摘など
- 小説の誤字脱字チェックがとても大変です。皆様のどのようにやっているのでしょうか。またどこまでの範囲を校正しますか?
- データの提出方法やシェア方法(データの種類など)
- アンソロ企画立ち上げ公開や執筆者公開の時期
- 主催自身の原稿をいつごろ仕上げられたか
- 漫画と小説同時に載っているアンソロの編集に何を使っているのか知りたい
- 大体何人体制で主催してるのか知りたいです。(いつも一人で主催しているので)
- 「どこまで自分でやったか」「どこまで外注したか」を聞きたい
- 周囲の人(特に執筆者の方)にどのくらい相談しながら進行しましたか?
- イラスト(カラー/モノクロ)・漫画・小説の人数比率やページの割合について
- 謝礼はどうしたか
- 多人数アンソロの場合の謝礼。
- ノベルティのアイデア出しや決め方などが知りたいです!
- 発行部数を決める際の指標
- アンソロテーマなど
- 締切を破る人への対応
- コメントカットは最近実施される方がどれくらいいらっしゃるのか気になります。
- 転売禁止等の文言はどのように記載されているか質問したいです
まとめと提案
初めてのアンケート、ご協力ありがとうございました!
多くの方にご回答いただけたおかげで開発方針の参考になりました。
多くのかたが発行して良かった!との回答を記入してくださった反面、執筆者とのトラブルで大変な思いをした人は「失敗したことや反省したこと」の欄に具体例をたくさん書いてくださっていました。
主催者側
- メールを読んでくれているのか分からない
- 注意書きに載せたのに…
- 本当に原稿に取り組んでいるのか?間に合う?
- 催促しすぎるのも失礼かな…
- 参加者の要望にどこまで応えるのが常識なんだろう?
- 他の人ならどうする?相談相手がいないし、検索しても答えが無い問題が多い
参加者側
- 注意書きを見落としていた・忘れていた
- 書いていないから大丈夫だと思っていた
- いつも利用している印刷所ならOKだったのに…
- このクオリティでは自分が納得できないし読んでくれる人に失礼だからもう少し待ってほしい
- 自分も不安だから主催の人に不備を確認してほしい
- 何でもかんでも聞くのは失礼かも…
トラブルの原因の多くが「〆切破り」「返信が無い」「原稿規格を守ってくれない・概要を読んでくれない」にあったので、特に公募の際にはコミュニケーションに工夫が必要かもしれません
個人的には1対1のコミュニケーションの場でトラブルが起こりやすい印象があります。また、メールだと読んでくれているか分からないという不安もあります。
コミュニケーションの例
Discordサーバーやオープンチャット、XのグループDMなど全員が参加するトークルームを用意するのはどうでしょうか。
執筆者同士でも作品を読み合って良いのであれば、全員参加のトークルーム上で原稿提出も質問も全部してもらうイメージです。
「説明してもなかなか伝わらない」ということが、もしかしたら他の執筆者さんも一緒に説明してもらうことで解決できるかもしれません。
また、実際に効果があるかはわかりませんが〆切破りも、「他の人は提出している」という事実を伝える機会になります。参加者全員が見ている場ですので、もし〆切を破った人は言い訳できない状況になります。〆切を破られた主催者の気持ちを参加者は分かってくれると思うので、主催者の心の負担も減るのではないでしょうか。
参加者内でブロックしている場合はグループDMが利用できないデメリットがありますので、個人的にはDiscordをおすすめしたいです。
アンソロではなくプチオンリー主催時になりますが、以下の画像のようなDiscordサーバーを作って運営メンバー内で原稿提出や情報共有していました

Discordはオンラインゲームの通話によく利用されるためゲームジャンルのかたは馴染みがあるかと思います。スマートフォンでもPCでも利用できます。世界中で利用されていますので海外にお住いの参加者がいても大丈夫です。
zipファイルやPSD・PDF等をそのまま直接アップロードできるので、テンプレートの共有や原稿の提出にも使えます。また、スタンプ機能もあるので「読んだらスタンプをお願いします」と伝えて既読を知らせてもらうこともできます。さらに、サーバー内での検索機能もありますのでDMやメールを遡る手間も省けます。
完成本を郵送で届ける際はGoogleフォームを用意してチャット欄にフォームのURLを貼ります。配送が完了したらフォームごと個人情報を削除して完了の流れです。
上記画像では色々なチャンネルを作っていますが、「原稿提出・質問はこちら」といったテキストチャンネル1つさえあれば問題無いかと思います。
いつかDiscordの使い方やアンソロ企画向けの解説ページを作れたらいいなぁと考えています。
余談ですが、鍵付きチャットツールのような物の設置と運用は法律で国に届け出が必要になるため私の方での開発予定はありません。アンソロ連絡に特化したチャットツール、誰かに作ってほしい!
主催者の負担を減らす
アンソロジー主催者は一人で企画し、一人でチェックして、一人で発行まで全て…という印象がある人も多いかと思います。
アンケートでもご回答があったように、特にデータ不備のチェックは一人では本当に不安です。また、誤字脱字チェックも得意不得意がありますので主催者に任せるのは難しいと個人的に考えています。
とはいえ、データチェックや誤字脱字チェックを頼める人がいない、頼むのが申し訳ない…という悩みもあって一人で対応している主催者さんがほとんどかと思います。
例えばの提案ですが、参加者全員もしくは参加者内の有志でチェックするのはどうでしょうか。
募集時点でデータチェック・誤字脱字チェックをしていただくことをあらかじめ伝えておき、誰かが原稿を提出したら全員に原稿を共有して読んでもらいます。
漫画原稿なら漫画描きさん、小説原稿なら小説書きさん同士で確認する形でも良いかと思います。
アンケートに回答がありましたが、参加者同士で作品を読み合い感想を伝えあいながら制作を進めるのも楽しいかと思います!
〆切ギリギリの人が確認をするのは難しいので、〆切後に一斉確認期間を設けても良いですし、一次〆切・二次〆切を用意した上で、二次〆切提出予定の人は一次〆切の人の原稿を確認するといったグループ分けをしても良いかと思います。「●日までにチェック可能な人」と呼び掛けて複数人の有志を募る形もどうでしょうか。
参加者にも協力してもらい、作品執筆以外の面全員で作り上げるアンソロジーも良いんじゃないかと思っています。ぜひご検討ください。
全員参加トークルームのメリット
- 原稿初心者さんの質問に経験者の他の参加者さんが回答できる。教え合える
- 孤独感や不安を軽減できる
- 作品の感想を伝え合うことができる
- 1対1のトラブルで感情的になりやすい時も、他の人がいることで少し冷静になれるかも
- メールよりも気軽に返信・反応できる
- 全員でお互いの状況を確認できる
全員参加トークルームのデメリット
- 該当のツールへの会員登録を拒んでいる人は参加が難しい
- 特に公募の場合、トラブル防止のためのルールやアナウンスが必要(アンソロに関係無いことは書かない、SNS上へのキャプチャ画像投稿NG、個別DM禁止など)
- 参加者にも作品内容を秘密にしたい時には不向き
- 主催が〆切を破ると示しがつかない
最後に
提案も色々書いてみましたが、実際に私がその形式で常に運用しているわけではないので解決策にはならないかもしれないです。ぜひ次回のアンケートで他の主催者経験者さんの知恵もお借りしたいです!
多くの人がアンソロジーを発行したい!発行してみよう!と一歩を踏み出せるようなツールの開発などができるよう今後も頑張りたいと思います。また、後押しできるようなアンケート等の企画もしていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。






